たいつノート

ゲーム等の感想置き場

ELDEN RING攻略記 その8 ファルムアズラ〜聖樹

・ファルムアズラ

不意の転送からルーンを抱えたままでのプレイ。地に這いつくばった獣人どもを丁寧につぶてで各個撃破。そういえばリエーニエの転送門からここに来たこともあったっけ。あのときに比べればこちらの火力も耐久力も段違いで確かな成長を感じる。何とか最初の祝福にたどり着いてホッと一息。

次は広い空間に霊灰召喚可能というボス戦の予感どおり、上空から颯爽とドラゴン登場。もはやお馴染みとなったドラゴン戦だが、トレントを呼び出せないことで思うように距離が詰められず、そこそこ苦戦。超大型相手はロックオンを適度に切ることが大事だね。報酬は古竜鍛石通常武器使ってないからあんまり嬉しくないなぁ。


その後は比較的しっかりと探索を進める。獣人()は致命か月影でワンパンなのがありがたく、祈祷使いも距離を詰めれば容易い。各所にやたらと鈴玉が落ちておりほとんどを買い揃えることができるようになった。色んなビルドを気軽に試せるようなるのは嬉しい。

道中のやたら強い騎士はドロップアイテムの情報によると「失地騎士」とのこと。言われてみればオレグさん装備だ。にしても、スーパーアーマー付きのガン攻めの厄介さを敵に回して改めて思い知る。あんたやっぱすげぇよ。


さて次の広場はちょっと広めだなと足を踏み入れると唐突に始まるボス戦。心の準備ってやつができてないよ。神肌のふたり!? プリキュアじゃないんだからさぁ。

風車村で戦った両刃剣(ダースモール)と火山館で戦ったレイピア(デブ)か。個々のパターンは読めていても厄介さは跳ね上がる。ペア相手はまず片方に集中攻撃して頭数を削るのが定石。一人にすれば余裕余裕って復活すんのかい!!

敵のAIがタイマン志向なのか、オレグさんがいる間は目の前の相手に集中できるのは救い。しかし物理にはめっぽう強い我らの騎士も黒炎は苦手なのか、体力がごりごり削れる。オレグさんが落ちたあとの2vs1を何とか凌ぎきり、辛勝。


祝福で一休みして向かうは金幕の向こうの大ボス戦。こういう分かりやすさが大事なんだよな、うんうん。とか言ってたらヌッと現れるツリーガード。ホント空気読まねぇな!

タイマンだと思いの外マークがキツく、火力に押されて畳み掛けられる。王都戦ではオレグさん頼みの勝利にすぎなかったことが露見してしまった。思えばこれまで、ツリーガードとちゃんと向き合ってこなかったな。落ち着いて炎と雷さえ避けられるようになれば苦労する相手ではなかった。フン。


気を取り直して本命のボス戦へ。グ、グラングさん? 本気モードで爪が痛い痛い。意外に俊敏でつぶても当たりづらいんだよなぁ。とはいえここはツーマンセルでサクッと突破。

お楽しみの第二形態。え、マ、マリケス? と困惑するが、それはさておきめちゃくちゃかっけぇ! 騎士っぽさと黒き力の禍々しさを併せ持ったデザイン、シビれるねぇ。さて実力の程はというと、異様な火力にワンコンで死亡。こっちの攻撃もかなり効いてるけど、それ以上に攻めが苛烈。まさに殺るか殺られるかDo or Die

道中で手に入れたアイテムがおそらく弱体化か特効っぽいやつだけど、そもそもパリィを放棄してきた人生だったのでまるで使いどころが分からん。正面突破でゴリ押しじゃい。と言いつつ、実態は回避タイミングを覚えるまで死にまくるだけなんだけど

こうして死闘の末にマリケスを撃破。マリカの義弟でマリケスね、ははぁ。グラングさんは死の根を求めてたけど、死のルーンとかゴッドウィンの死とはどういう関係なんだろう。フレーバーテキストもちゃんと読み直さないとなあ。



・聖樹、そしてマレニア

残された最後のダンジョン、聖樹の元へ。典礼街に出てくる黒い刺客は黄金樹の松明で可視化、商人の情報が活きるねぇ。しかしこの松明、厄介な戦技が付与されているせいで右手の月影が打てないではないか! 久々に通常攻撃での斬り合いをするが相手のムーブがこすいのもあってかなりだるい。昔はこんなにちまちま戦ってたんだなぁ。あ、日記書いてて気づいたけど、ひょっとして左手に月隠持てばよかったのでは??

屋根伝いにしろがねの射手も始末してギミックを解除。下半身が不自由っぽいのですこし心が痛むが、不意打ちをしてくる君たちが悪い。


転送門で聖樹へ到着。これでようやくマップで見えている全ての場所に行くことができた。いや〜広かったな

フィールドはというと狭い足場にアリ、腐敗花、さらには遠くから魔術を当ててくる大量の敵、つまり行き着く先は当然の落下死。数万ルーンを失って悲嘆にくれるも、それ以上に敵のルーン量がえげつないので、段々感覚が麻痺してくる。

シャボンエリアを突破した先は、亜人や混種、ゾンビが大量に。火力がホント高いうえに物量で押してくる。ヒイヒイ言いながら突破するとお次はハイマさんもどきの魔術師×2。接近戦が強力で足場も最悪なのでめちゃくちゃ戦いづらい。

ボスのローレッタは相変わらず初見でも余裕。騎馬系の敵は見切りやすくて助かる。これはカーリア城館にいた奴のオリジナルということかな? 


進んだ先は聖樹の支え、建造物がかっちりしていてまた雰囲気の違うダンジョン。騎士たちを倒しながら進んでいると、独りのっしのっしと通路を歩く化身ちゃんを発見。やるしかねぇ! 火力のエグさは読めていたが、狭い足場が想像以上にキツく、これまでド安定だった周囲ぐるぐる回避ムーブが機能しない。かくなる上はアズール砲。流石にワンパンは無理だが残りはつぶてで押し切れた。

階下に幽鬼くんがウヨウヨしていたのでビビってそこはスルー。進行方向には、ガッチリ守りを固めた騎士ズ&またもや化身ちゃんが。流石に正面突破は悪手だなということで上を回って不法侵入。祝福で休んで後ろからアズール砲をぶち込んでやったわ、ははは。

続くフィールドの朱い沼にブチ切れながら下へ下へ。やたら広いフィールドだったのだが、適当にジャンプして降りた先がエレベーターに近く、速攻でボス前にたどり着いてしまった。探索はおいおいでいいか。


いよいよマレニアとご対面。開戦ムービーが例に漏れず素晴らしい出来で、静けさ故の""を感じる。これは間違いなく強者。

というか実際、前評判どおり、クッッッソ強いわ。単純な火力、後隙の少なさ、距離を取ったときの咎め力、極め付けはチート回復。各種モーションの避けづらさ、嫌らしさも群を抜いている。何より凶悪なのが飛び上がりからの乱舞三連撃、水鳥乱舞。初段は間違いなく一撃死。これを避けても二段目、さらに三段目(と〆の爆発)が襲ってくる。隙を生じぬ二段構えどころの騒ぎではない。


アイ、マレィニア、ブレイドオブミケラ1時間程度ボコられ続けたところで、攻略の突破口がうっすら見えて来た。

まずはこちらの攻め手。マレニアは特定のモーションに入るとスーパーアーマーが付くが、棒立ちや弱攻撃の間は実はかなり強靭が低いらしく、意外とゴリ押しが通る。つまり、霊灰の攻撃に弱く、手数こそが正義。霊灰を叩かれると回復されるデメリットはあるものの、それ以上に相手の行動を潰してこちらの攻撃を通すという攻防一体の絶大な恩恵があるのだ。したがってオレグさんを起用。

睨み合いの距離では絶え間なく月影を当て、オレグさんが怯みを取っている間はひたすら月影を畳み掛けるという超攻撃型の立ち回りで、相手の回復を許さない構え。特にオレグさんとお互いの後隙をカバーするようなコンボが成り立つとめちゃくちゃ気持ちいい。気分はまさにスタンド使い。オラァ!

秘薬についても試行錯誤してみたが、「魔力攻撃力アップ」&「技量アップ」のダメージの上がり幅がかなりデカく、これを採用。火力がないと相手の回復でジリ貧になってしまうので、防御面に回す余裕はなかった。どうせ食らったら死ぬし。


守りに関しては、「見て避けられる攻撃」と「もらってもしょうがない攻撃」に分けて対処。蹴り、横薙ぎ×2(→切り下ろし派生あり)、引いてワンテンポ置いてからの突き、この辺りはモーションを観察していれば避けられる。蹴りは本来コンボ技なのだが、直後に一撃加えることで相手が怯んで中断されるのでチャンス行動。

不可避の厄介技その一は中距離から床を掃くように放たれる斬撃コンボ。初撃の後にオレグさんが一発入れてくれると中断できるのだが、そうでないと後続をかすりでもらう。これに関しては常に至近距離を保ち、近距離行動(特に蹴り/横薙ぎ)を誘発することで対処。

究極の厄介技である水鳥乱舞(三連撃)に対しては、盾の戦技「無敵」が俺のアンサー。距離が取れていれば回避のタイミングも合うのだが、至近距離で発動されると全く安定しないのでこれの発掘と採用に至る。継続時間の長い初段こそノーダメとはいかないものの、自分のPSでも安定して受けきることが可能。やはり攻略においては「回避できるか運ゲー」という博打要素をなくしていくのが重要。最大の難点は月影両手持ちからの切り替え猶予の短さで、相手が飛び上がったときに別の行動をしていると詰み。これは他の選択肢でも変わらないとはいえ、一瞬の判断遅れが命取り。咄嗟の持ち替え(特に左手欄が杖だったりすると…)に指が追いつかず、この練習だけで5,6回は殺される羽目になった。


そうこうしてるうちに、第二形態を拝む頻度も上がってきたが、とかく初見殺しが多いせいでまともに攻略が進まない。

まずはモードチェンジのダイブをまともに食らって死亡。ダイブを避けても花の広すぎる腐敗範囲に巻き込まれ死亡。切り下ろしからの追い爆発を食らって死亡。滑空からのディレイ突進で死亡。飛び上がりからの幻影五連撃(特に4,5発目)で死亡。初見の行動はまず死ぬと言っていい。あまりにひどくて泣けてくる。

通常の敵なら体力がミリ残って耐え切れるのだが、本当にワンミスで消し飛ばされるのでただでさえ学習機会が少ないうえに、第一形態も普通に難所なので試行回数そのものが限られてくる。「食らいながら覚える」ことが許されず、まさに「死んで覚える」という厳しさを体現したかのような存在。こっちはラダゴンも付けてないし、ガチガチの重鎧(ちゃんと中装)でカット率32〜、HP1600以上あるのに、だよ!?

ダイブの後隙がめちゃくちゃデカく、オレグラッシュとつぶてスパムで1/3程度削れる程度には脆いのが救い。第一形態同様に、距離を詰めてればそこまで厄介ムーブをしてこない傾向もある。結局全ての攻撃を安定して見切る方法は掴めなかったのだが、最後には、乱舞や幻影が全く出ずに大技はダイブ1回で終わるというツモ運もあって勝利。つ、辛かった……4時間くらい戦っていた気がする。間違いなくこれまでで一番苦労した。


で、すっかり忘れていたんだけど、狂い火を治療する針ってどこで見つかるんだ? マレニアとの関係から隻腕の戦士イベント(針を渡してあげた)の線が濃厚だけど、義手を渡した以降の足跡がさっぱり。というか、もしかしなくても、大昇降機前のガーゴイル戦で呼んだときにうっかり死なせちゃったのが不味かったか? 金霊と実体の関係がよく分からんのよな。

まあ、一周目だし、カオスエンドでもいいか。結局メリナちゃんと絶交したままなのがツラい。

次回、おそらく一周目完結。