たいつノート

ゲーム等の感想置き場

ELDEN RING攻略記 その2 ミリアム戦 啜り泣きの半島

・ロジェールの刺剣&有翼剣の徽章

ゴドリックを倒したことで円卓イベントもぐっと進行した。気づけばストームヴィルで戦技を教えてくれた魔術師ロジェールさんがいたわしい姿で円卓に。どうやら足をやられてしまったとのこと

代わりに+8というとんでもない突剣を授けてくれた。現状のエストックより能力値は高いので当然乗り換え。しかも嬉しいことに、強攻撃のモーションが特殊な二連突きになっていて、より単体戦に特化した仕様。雑魚は魔術、強敵は両手持ちという今のプレイスタイルにがっちり噛み合っている。


頼れる武器を手にしたことで敵が一回り二回り強くなったリエーニエの探索も順調。

探索の最中で連続攻撃を強化するというタリスマンを発見。手数の多い刺剣とシナジーがあって、ほぼ確実に発動するのが強み。ちゃんと検証はしてないけど、二連突きの二発目にも乗ってるっぽい? 体感では5-10%くらいのダメージアップにつながってて、「あと一発」みたいな取りこぼしを掬えるのがありがたい。あと単純にバフのエフェクトがかっこいいんだよね。


・魔術教師ミリアム

何かヤバいやつがいるらしいという噂は聞いていたのだが、いざ魔術塔へ。

階段におびただしい数の血痕がと身構えるも初手ワンパンで沈んで目を疑った。何あの光弾。殴って詠唱止められるかと思えば速剣で殺され、雑魚から処理しようとすれば追尾弾で殺され、続く追いかけっこの度に取り巻きが増えて背中からやられる。エレベータで追いかけた先では無限テレポと手の付けようがない。

Twitterを覗いても「エルデンリングの汚点」「ゴミ」「クソ」などなど散々な叩かれっぷり。まあ、分かる。一応それぞれの行動への対処法は用意されてるんだけど、強制テレポが明らかにプレイヤーと別の土俵に立ってるというか「ズル」くさいのが何よりイラつく要因かも。

試行錯誤の結果、雑魚はガン無視して突っ込み、後ろから飛んでくる弾は心眼で避ける(音とタイミングでヤバそうな瞬間にローリング)というのが自分の解。魔法カットを積めるだけ積むことで、ワンパンされないだけでも単純にリトライ回数が増やせるのでストレスがいくらかマシ。使い所のないと思ってたヘンテコな兜に助けられた。

梁から飛び降りた後は半ばハメに近い形で封殺し、何とか溜飲を下げる。遺品の魔術は知力が足りなくてすぐには使えなかった。チッ、最後まで使えん野郎が……


・失地騎士オレグ、現界

こちらはボスキャラではなく頼れるネームド霊灰の一人。入手場所となる地下墓は、インプ像を最序盤にいそいそと開けたものの、毒沼にビビって攻略が遅れていた。さらに初見時のボスにはあまりにもダメージが通らず、ワンコンされまくったこともあって再延期していたのだった。ストームヴィル地下のコンパチ個体をシメた後で挑んだらあっけないくらいあっさり突破。やはりモーション理解と武器強化の大事さを痛感。

そんな全能感に浸っていた褪せ人を襲う、必要FP100という悲劇。どのみちFPは魔術/戦技でも使うので大いに越したことはない、と自分に言い訳し、ステ振り方針を急遽変更。ようやく精神15に達したのがリエーニエに入ってからしばらく経ったこの辺りだった。


溜め込んでいた(もとい使える対象がなかった)すずらんも突っ込み、いざ召喚。颯爽と嵐の二刀流を叩き込む姿がかっこいい。ダメージはそれほどでもないが、これまでの主力だった狼くんと違ってめちゃくちゃに硬く、ひ弱な囚人を守ってくれるタンク性能の安定感が段違い。更に納刀モーションも完備で嬉しい。

これ以来ミニダンジョンボスを中心に、要所でのサクサクプレイを保証してくれる欠かせぬ相棒となっている。背が低い花なんかには攻撃がスカるというお茶目さもあるが、それもまた愛嬌、かな


・大ルーンをお試し

俗にエリクサー病という言葉があるが、自分がまさしくそれである。思い返せばダクソでも人間性はもったいなくて全然使えなかった。

本作で人間性にあたるところのルーンの孤も数量限定アイテムで、販売価格4,000は序盤にはなかなか重い。そんなわけでゴドリックを倒してもしばらくは手を出してなかったのだが、何やらたいそう強くなるという話。ふむ、試しに一回使ってみるか。


さてびっくり、思った以上に能力の上がり幅が凄まじい。生命精神は+10、他は+5くらい?でレベル換算すれば40近くと考えるとそのパワーが分かる。当然道中の戦闘はサックサク。

他の恩恵として、各種初期武器の要求値は大概クリアできるほか、何より装備重量がぐぐっと上がってビルドの幅が一気に広がった。これは楽しい! 色々な武器をぶんぶん振ってみたけど、剣槍の使い勝手がいいなぁ。馬上モーションも判定広めで便利。


しかし死亡で失われるという最大の難所はやはり考えもので、立ち回りが「守り」に徹しがちなのもまた事実。俺が求めていたエルデンリングはこんなヌルゲーじゃないはずなんだ!と思っていても、悲しいかな貧乏性が出てしまいやはり大ルーンは守りたい。捨てたいけど捨てたくないというアンビバレンツな感情に苛まれながら探索を進める。

誰か早く俺を殺してくれと思っていても、ちょうど進めていたのがやや格下の啜り泣きの半島エリアだったこともあり、なんだかんだゴリ押しも通ってしまう。流れで伝説の武器もあっさり手に入れてしまった。ライオンさん、すまん。


結局、散り際はあっけないもので、坑道の探索中にエレベーター途中の隠し通路を探してたら足を滑らせて落下死。せめて強敵に一思いにザックリいかれたかったけど、締まらんなぁ。そして剣槍も持てなくなっていた。世知辛いぜ。

トライアンドエラーこそが己の本懐ということを思い出せたし、しばらく大ルーンは封印かな。余り始めたら使って行こうと思う。あとはマルチとかでね。