たいつノート

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原神 編成考察メモ 胡桃編(Ver2.0時点)

相変わらず原神にハマっています。

今後の育成課題を整理しがてら編成を考えていこうというシリーズ。私のプレイスタイルはソロ&微課金で、何となく戦力を高めたいな~ぐらいのモチベです。ようやく世界ランクも8になりました。 

 

第一弾は胡桃。

火力が鬼強いのとかわいい(重要)ので一番育成が進んでいます。

 

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・キャラ性能

前提となる特徴について軽くおさらい。

①スキルによる9秒間の火力増加→12秒のCT(PT会心率にバフ)が存在する瞬間火力型。

②主なダメージソースはスキル中の炎属性の重撃・通常、元素爆発。接近戦かつスタミナ消費が激しい。

③元素爆発(60族)は単発・範囲攻撃・高火力。最低限の回復性能がある。

④HPがスキルコストなのでもりもり減るが、背水バフがあるため、低HPでの戦いが望ましい。

⑤HP依存で大幅な火力UPが見込める。攻撃力依存度が低い。

会心ダメージが伸びる(&相性のいい武器が会心ダメージ寄り)。

 

・PT内での役割

本人が場に出ている状態で一番輝くので、本質的にはメインアタッカー(=DPS)でしょう。一応、退場時の会心配布と血梅香の炎付与があるので後続のサポート力はありますが、CTが上がり次第表に出してあげたいところです。

DPS運用する場合、本人に求められるのは「HP・会心率の確保」、PTに求められるのは「スキル強化中の通常・重撃をお膳立てする蒸発・溶解要因」「シールドor背水を維持できる程度のヒーラー」+通常のバフデバフ要員、といったところでしょうか。

 

・武器

課金で頭がやられていた時期にちょうどPUされていたことで、何故か手元に護摩があるので、脳死で採用します。

高い会心ダメージは誰が持っても輝きますが、HP上限+20%に加えて、HP半減時はHP依存で攻撃力加算されるという胡桃のためにあるような性能。これ以外はありえない。

 

・聖遺物

砂はHP、杯は炎ダメ、冠は会心率。サブは会心率>HP>元素熟知>その他って感じで。ここは異論なさそうです。

会心ダメージを軽視している理由としては、本体Lv90+護摩Lv90で154.6%確保できているため。まずは会心率を80%ぐらいに持っていきたいところ。

 

セット効果はけっこう微妙なところで、鉄板と言えそうな4セットがありません。

逆飛び(シールド時通常重撃ダメ+40%)は、スキル中に接近戦で畳みかける戦闘スタイルのため、気づいたらシールドが剥げているということもあり、強敵相手のごり押し(龍王とか)には不向きです。また元素爆発にはバフがかからないので、単体により特化した運用になります。

Ver2.0ではしめ縄(スキル使用時に元素エネルギーを消費して、10秒間通常重撃ダメ+50%)も実装されていますが、元素爆発も重要なダメージソースかつ回復用に欲しいので、元素効率があまりよろしくない胡桃には合わなそうだなと感じています。2セット(攻撃力+18%)も旨味少ないですし。エアプですが、当面はもっとフィットするキャラに回したいところです。

 

なので、星5の2セットで考えていくと、まず千岩(HP+20%)は固いでしょう。HPを盛ればダメージも安定性も強化されます。

残る1枠が問題。炎魔女(炎ダメ+15%)が鉄板かと思いきや、固有天賦で炎ダメ+33%に杯バフ+46.6%、他にも岩共鳴や万葉を入れる場合などダメバフが過剰になりかねないので検討の余地があります。楽団(元素熟知+80)は素の熟知が0なら蒸発/溶解効果が15%弱UPするのでダメージ計算上は+0.225/0.3倍となり、常時反応が狙えるような構成ではアリ。爆発重視なら、旧貴族(元素爆発ダメ+20%)よりかは絶縁(元素チャージ+20%)ですかね。

他キャラ用の素材掘りをする中で、胡桃向きのHP寄りサブOPが出たら採用……と考えるほうが気が楽なので、しばらくは絶縁(しめ縄)を掘っていくことにしようかなと思います。意外と楽団が悪くなさそう、というより熟知が馬鹿にならないのも収穫。

 

・PT編成 現状分析

まずはたたき台として現状のPTを出します。

・胡桃……メイン火力。スキル時間とスタミナの続く限りギガドリルブレイクのごとく重撃を叩き込み続ける。

・鍾離……シールド付与。デバフ(全元素-20%)。西風で元素加速。千岩/悠久。元素爆発での雑魚散らし。ある程度HPに寄せてもHP比例の火力保証があるので美味しい。

・行秋……蒸発。西風+旧貴族4セットで元素爆発特化。砂は攻撃だが6凸したことにより若干元チャ過剰気味。

・凝光……岩共鳴(シールド時ダメ+15%)。剣闘士/悠久。W西風+鍾離スキルで即溜まる元素爆発(40)と2回のスキル(できれば重撃)を叩き込んでは即控えに回る。

コンセプトは、胡桃の弱みをカバーしつつスキル時間の制限を最大限に活かすこと。鍾離はシールドで手厚い介護。行秋は頻度の高い水元素付与で絶えず蒸発を狙い、背水を邪魔しない程度の回復。凝光は瞬間火力。

元素加速が豊富なので、胡桃のCT中に控えメンバーの元素爆発が溜まっており、それぞれ爆発とスキルを出したらまた胡桃に戻してちょうどいい塩梅。岩2名の火力スキルも馬鹿になりません。特に凝光ですが、スキルは集団にもけっこう刺さるうえに、不得意元素もほぼないので、胡桃の苦手な相手を見れます。元素爆発はスキルの後にちゃんと出せば150%*12発ぐらいで、実はかなりポテンシャルを秘めてます(お気に入りです)。

 

このように割と現状に満足してしまっているのですが、より高みを目指すにはどうすればいいのか?というのが今回のテーマ。

蒸発・熟知がいまひとつ伸び悩んでいる(ここは行秋の聖遺物を沈淪/旧貴族に見直してもいい)のと、胡桃自身の会心率が盛れないところが改善ポイントと見ています。あとは単純にもっとかわいい子を増やしたい。先生のことも好きだけどね……。

 

・PT編成 改善策

まずは共鳴について整理しておきます。シールド・会心率を重視したいです。

岩共鳴(シールド時ダメ+15%)は、シールドを採用するならぜひ付けたいところ。

氷共鳴(氷元素付着or凍結相手に会心率+15%)は溶解中心の編成なら噛み合いますが、炎攻撃の頻度についていける相方の確保がカギです。

炎(攻撃+25%)は活かしたいところですが、相対的にはあまり旨味がないです。ただ、炎付与→拡散翠緑4セットデバフ(8秒間拡散元素耐性-40%)を狙おうとすると、胡桃の攻撃前に炎付与してくれるパートナーが欲しいので、自ずから採用できます。

風(CT/スタミナ)は恩恵がありそうですが、手持ちにサポーターしかいないため2枠割くのはつらそう。雷は特にシナジーがないです。

ここでは、岩/氷を検討の筆頭としておきます。

 

次に、現状は乗算でかかる元素耐性デバフの付与手段が乏しいので、デバフを確保しておきたいです。そのため、編成はざっくり「鍾離+岩共鳴」型か「翠緑デバフ」型になるかと思っています。

 

〇鍾離+岩共鳴型

現在のPT構成で採用しているもの。胡桃+鍾離は固定なので、他の2枠(岩共鳴要員・水氷付与要員)が入れ替え候補ということになります。

 

凝光と比較した際の、他の岩キャラの長短を考えます。

アルベド……〇追撃による継続火力 〇エレベーター 〇鍾離ピラーとのシナジーは維持可能 ×蒸発溶解反応の阻害 

・ノエル……〇パッシブシールドでの保険 〇元素爆発により範囲攻撃に優れる ×表に出る時間が長い ×鍾離シールドとスキル被りする -もう1枠によってはヒーラーとしての利点が活きる

アルベドは岩で元素を食ってしまうので、少し考えどころ。実はノエルはちょこちょこ育てているのですが、元素爆発によるエクスカリバーが強い&時間も長いので、メイン寄りの運用が適していると感じます。本人の元素チャージがいまいちなのでスイッチアタッカーの相方は欲しいのですが、胡桃を若干持て余すかなと。

現状ではまだ凝光に軍配が上がりそうですが、稲妻勢ゴローくんの性能も注視しておきます。ショタバフがありそうですからね。

 

行秋くんの入れ替え先ですが、正直、あまり思いつきません。

通常トリガーの継続火力、元素付与、ダメージ軽減、ディレイ(ここ重要)ヒールとあまりにも性能が噛み合いすぎていて、一人で多くの役割を求められるこの構成では替えが利かなそうな気がしています。

ただし、胡桃が1凸できれば(願望)スタミナを使わず重撃を連発できるようになるため、元素爆発の発動頻度が下がってシナジーが薄れそうです(※)。交代を検討できるかもしれません。

裏にいながら高頻度で水・氷を付与可能、かつ行秋に匹敵する火力も出そうなキャラを探すと……甘雨ですね。持ってません。PU待ってます。この場合は回復手段が乏しいので、胡桃の元素爆発頻度を高めてあげたいです。

モナも候補には上がりそうですが、元素付与が持たない(5秒)のが痛いです。あとは珊瑚宮に期待でしょうか。こうしてみると水キャラって案外少ないです。タルタリヤ? 弊ワットでは聞かない名前ですね……。

 

※書いた後に行秋元素爆発の挙動を試してみたところ、重撃開始時の通常モーションでも起動するので、むしろ重撃ダッシュキャンセルで重撃自体の発動機会が増えるなら、あまり差はないかもしれません。ますます隙がねえ。

 

〇翠緑デバフ型

およそ胡桃+炎元素付与+拡散+フリーという構成になるかと思います。

胡桃のほかに炎付与要員を設けているのは、胡桃が自前スキルで炎付与→キャラ交代して拡散すると、スキルが即CT入りしてしまい本末転倒だからです。風キャラの設置スキルが使えれば解決できますが、いずれにせよ待ちの時間を作りたくないのでここは固定で行きます。……氷共鳴はできなくなってしまいました。

 

分かりやすい拡散要員は、Ver2.0現在、万葉orスクロースが候補です。

スクロース固有のメリットがあるとすると、熟知を配れることぐらいでしょうか。高頻度でダメバフを撒ける万葉が着々と育っているので、凸っていないスクロースにリソースを割くほどの強みはなさそうです。よって万葉を採用。

 

炎キャラはだいぶ数もいますが、シナジーを考慮するとけっこう一長一短な感じです。

・ベネット……元素爆発による抜きんでて強力なバフ。ヒーラー。いずれも胡桃とは噛み合うとは言い難いが、要育成&実地検証。

・香菱……元素爆発中の炎ダメ+15%。継続時間が長いので胡桃の代わりに元素を食いかねない点に注意。グォバーの炎耐性-15%は6秒なので活かしづらいか。

・辛炎……CT長めだがシールドあり。物理デバフ限定なのが惜しい。

 

アタッカーはどれも似たり寄ったりですね。アタッカー枠を同属性で固められる局面があれば、ありかもしれません。胡桃は炎スライムやアビスで止まりがちなので、個人的には避けたいです。

・宵宮……胡桃と同じく炎付与が時限なので風キャラとの切り替えにフィットしない。

・クレー……瞬間火力を出せるが、サポート性能はない。

・ディルック……常に表に出たいタイプで、サポート性能がない。

・煙緋……やっぱりサポート性能がない。スタミナを食い合う。

・アンバー……かわいい。

 

こうしてみると、炎/炎で胡桃がびたっとハマる構成がないという驚きの事実。

視点を変えれば、もう1枠に瞬間型の強力なアタッカーを置き、胡桃とスイッチさせつつ、拡散デバフ+炎共鳴でサポート、という構成が向く気がします。

スイッチアタッカーが炎元素を必要とするならば香菱、不要ならばベネットが最適だと踏んでいます。できればヒーラーが欲しいので、ベネット寄りで考えたいです。

では適したスイッチアタッカーがいるかというと……結局、甘雨タルタルあたりの不在メンバーが筆頭になるでしょうか。リアルモラが足りなくて困りました。

 

以上翠緑デバフの活かし方を色々考えてみたのですが、胡桃自身がかなり制限のキツいキャラなので、そこに元素反応を交えた時限デバフを入れようと思うと相当難しいですね……。結局、鍾離編成の方がシンプル&強そうな感じがします。流石先生。

 

現時点では難しそうですが、理論上は氷共鳴+溶解を主軸にしたPTも強そうなので、今後のデバフ手段の増加、炎/氷/風キャラの動向によっては、検討してもよさそうです。

楽して会心を盛る手段を考えたかったのに、聖遺物厳選という王道にして苦行の道しか残されていないことが分かりました。

 

・結論:今後やるべきこと

・甘雨は押さえておきたい。

・絶縁/しめ縄掘り。めざせ会心80%。

・行秋の聖遺物構成を色々試してみる。

 

ざっとこんな感じでしょうか。

次回、刻晴編orエウルア編もできればやりたいです。

 

そりでは!

 

【初稿】2021/08/18 (Ver2.0時点)