たいつノート

ゲーム等の感想置き場

ノクチル ユニット名考察

まずはPVを見てほしい。

www.youtube.com

 

正直新ユニットにここまで期待を煽られるとは思っていなかった。

現状プロフィール程度のわずかな情報しかないものの、ユニット名についてのメモ書きを残しておこうと思う。

 

と言っても、PV中にも出てくるユニットのキャッチフレーズ「チルアウト、ノクチルカ」が全てなのでここからイメージを広げていきたい。

ノクチルはこの2つの単語を組み合わせた造語になっている。

チルアウト=chill outと素直に解釈する。

ノクチルカとは夜光虫、夜になると光る海洋性プランクトンのこと。詳しい説明はWikipediaを見て頂ければ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A6

 

この前提に立って、どういうイメージが想起されるかという話。

 

・チルについて

chill outはスラングのためきちんとした出典を引くことが難しいが、概ね「落ち着く」「まったりする」「出かける(ぶらつく)」というような意味になる。音楽のジャンルでもチルアウトというのがあるがまさしくその雰囲気。

一般的なアイドルのイメージとしての「非日常性」「輝き」「憧れ」みたいな概念とはかけ離れている言葉であることが分かると思う。(参照: イルミネーションスターズ)

ノクチルにどのようなストーリーが用意されているかは全く分からないが、幼なじみ4人でアイドル始めてみました〜という日常の延長線上であることを示唆しているようにも感じられる。

チルという概念自体が実にさとり世代的(家でネトフリでも見てチルしよーぜ、みたいな)文脈を持っているとも筆者は考えているがまさに令和の美少女ゲーたるシャニマスらしさが現れていると感じなくもない。

 

・ノクチルカ=夜光虫について

こちらも「虫」というおよそアイドルには考えられない字面であるが、そこは本質ではないとして。

プランクトンという普段は目に見えない存在ながら、夜になると一転して光り出すという二面性に重きが置かれているのだと思う。まさしく「さよなら、透明だった僕たち」である。

また夜光虫は海洋性プランクトンであるが、PVの表現からも「水中から浮かび上がってくる」ようなイメージが窺え、ユニットの特徴である透明感やテーマカラーであるウルトラマリン(群青色)との親和性もある良いモチーフではないだろうか。

 

光を想起させる他のユニットとしては、人為的な電飾と空に輝く星々を対比させつつ調和という共通のエッセンスを感じさせるイルミネーションスターズ、対して「寄辺のない」個性やネオンライトのような更に人工的な光(作り上げられた偶像に通じる)をイメージさせるストレイライトがいるが、この辺りと比べてみても面白いかもしれない。

と、他ユニットに思いを馳せてみて気づいたのだが「放課後クライマックスガールズ」はドストレートそのまんまだし、「アンティーカ」はフランス語なのかイタリア語なのか不明だけど結果的にかっこいいのでオッケーという、とにかく個性が表れていることはよく分かった。

 

ノクチルがどんな世界を見せてくれるのか楽しみだね、という総括で。

雛菜の生足だけでは耐えきれないので早く続きを下さい。たいつPより。