たいつノート

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シャニマス考察 ノクチルのテーマカラー:透明だった僕たちは何色に染まるのか?

アイドルマスター大学シャイニーカラーズ学部ノクチル学科へようこそ。
本日はノクチルメンバーのテーマカラーに関する発見があったので共有しておきます。

テーマカラーについては、公式サイトのキャラ紹介の枠取りやお披露目PVで確認することができます。

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↑こちら。


結論から申し上げます。
「ノクチルに所属するアイドルの名前にはそれぞれのテーマカラーが含まれている」という説を提唱したいと思います。


浅倉 透  ←"浅"葱色      
樋口 円香 ←"緋"色       
福丸 小糸 ←"紫"色       
市川 雛菜 ←"菜"の花色     

 

※小糸で?と思った方、"紫"の漢字を分解してみましょう。"此 + 糸"で"コイト"、と読めますね。また補足しておくとただのパープルではなく、柔らかな色味の「江戸紫」と考えています。

>ばしthePさん
小糸の名前について、素晴らしい指摘をありがとうございました。

※雛菜については、ヒナからの連想で "鳥の子"色というのも考えましたが、若干くすんだ色味になってしまうこと、鳥の子色の語源が「卵の殻の色」とのことだったので、菜の花色と結論付けました。悩ましいところです。


全員が日本の伝統色であるがゆえに、ビビッドカラーにはない自然な色合いであるところが最高にノクチルっぽいですね。人工的なネオンカラーが特徴的なストレイライトの面々のアイドル像と比較してみると対照的かなと思います。


またこれに伴い、先日の【カラカラカラ】樋口円香考での記載を訂正させて頂きます。
「ノクチルにとっては夕方という時間帯がキーになっており、続く小糸と雛菜も同じ時間設定になるのではないか…」といった趣旨のことを書きましたが、これは誤りでした。
夕方という時間に意味があることは変わりませんが、pSSRカードの一枚絵は「それぞれのテーマカラーと同じ色彩に溶け込んだ情景」を描いたものである、というのが正確な記述だと考えています。
(なので、小糸は宵~夜、雛菜は朝焼けとかでも面白いですね)

 

実際のイラストについて、分かりやすい円香から考えましょう。

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こちらのイラスト、焼けつくような夕焼け空が印象的です。逆光という構図もなかなか挑戦的で、輝く太陽を円香が隠しているようにも、あるいは円香自身が輝き出しているようにも見えます。

樋口円香のテーマカラーと一致するのがお分かり頂けるかと思います。
「クレナイ」色ということで真紅と呼んでもいいのですが、「緋色の空」なので緋色としました。

コミュ考察は↓にまとめています。

シャニマスコミュ考察 pSSR 【カラカラカラ】 樋口 円香 - たいつノート


続いて透。

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円香に比べるとだいぶ日が落ちており、宵の口といった暗さです。うっすらと青みがかったトーンと言えるでしょう。

これも浅倉透のテーマカラーと近いですね。

透についても一本書いてます↓

シャニマスコミュ考察 【10個、光】 浅倉 透 - たいつノート


これらのカードは最初のpSSRにふさわしく、透や円香がアイドルになるにあたって、今後の活動にモチベーションを見出していくような心境の変化を描いたエピソードとなっていました。いわゆる「透明だった僕たち」がアイドルとして色づいていく過程、というテーマとイラストがガチっとハマっています。

そしてその色が決して与えられたものではなく、自らの内に秘めていた色に他ならない、と言えるのではないか――というのが本稿のアイデアでした。

 

高山さん、ネーミングの由来、どうでしょうか?

 

 以上

 

2020/06/06:初稿